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本(和書) > あたらしい戦略の教科書 のレビュー・価格情報

あたらしい戦略の教科書

あたらしい戦略の教科書

単行本(ソフトカバー)
酒井 穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
価格:¥ 1,575
平均評価:評価:4.5
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「あたらしい戦略の教科書」購入者のレビュー・評価

  組織内部で自分の立場をどのように確立していくかを考えている人には,必要不可欠な本であると言える。(評価:評価:5
 企業の組織内で自分のやりたいことをするための戦略について,具体的に詳しく書かれている。前半部分は,話が抽象的であまり内容に関して,これはというものはなかった。しかし,第3章の2の「目標設定の怖さを理解する」という項目はとても納得できた。著者は,ミニディスク(MD)の世界展開に失敗したソニーとiPodで成功したアップルについて,ソニーを批判し,アップルを褒めちぎる世論に対して批判している。そして,ソニーはMDは「立派なチャレンジだった」と評価し,またアップルは,過去にアップル・ニュートンと呼ばれる個人用携帯情報端末(PDA)で失敗している事実を挙げ,ともに優良企業であると結論づける。それは,「失敗は,成功のための必要経費」であり,アップルやソニーが,過去にこれだけ膨大な量の成功と失敗を繰り返したのも,両社が,明確で高い目標を勇気を持って設定し,それを達成するための戦略を立案し,実行することのできる優れた企業だからであると述べている。そして,明確な目標を立てての失敗を,結果論で非難することは卑怯なことであるとも述べている。私は,この本を読むまでソニーに対して批判的であったが,確かに著者の言われる通りだと納得した。失敗は成功の母であり,確かにそれができる企業というのは優良企業である。
 また,第5章の1の「人を説得するための方法論を知る」で示されている人間の特徴を理解する手法の一つであるCSI(Communication Style Inventory)という「自己主張の強さ」と「感情が表に出るかどうか」の2つの軸で分類された4つのタイプの説明が非常に面白かった。そして,自分の組織内の人たちをこのCSIに当てはめてみると,確かにそのような分類になることが実感でき,さらにそれを理解することで,個々の人たちにどのように対処していけばよいのかが,具体的にイメージできた。これは,私にとって新しい発見であった。
 本書は,一般論の域を出ていないかもしれないが,その内容が非常に詳細でわかりやすく,一般論だからこそ多くの人たちに当てはまることがある。組織内部で自分の立場をどのように確立していくかを考えている人には,必要不可欠な本であると言える。
この評価・レビューへの支持:投票総数 4件中 4票の支持
 
  「情熱の伝染」(評価:評価:4
未来予測、高い蓋然性云々。
戦略の作成・立案については、一般論はともかく、ミクロな部分について細々と語るのは難しい。
ボトムアップで作れとか、この辺はアイキャッチ狙いっぽいが、小じっかり纏まってる感じ。

個人的には、やはり、第5章の「戦略の実行を成功させる」のところが印象に残る。
前著:課長の教科書でも、その生々しい描写と記号化に感動したのだが、
このシリーズは、こういったレア・ウェットな部分に踏み込んでるのが、非常に良い。

戦略の実行には、多くの人を巻き込み説得・賛同してもらうことが重要なわけだが、
例えば、そのネゴシエーションひとつとっても、

「価値観は人それぞれ」

「その価値観は、一時的な説得により変更せしめることなんて、ほぼ無理ですから」
みたいな、前提の上で、
「説得したいのであれば、相手の価値観に配慮する必要があるのは当然」
なんていう、バッサリ感が、ほんと素敵だと思う。


「戦略を実行するということは、現状を変えること。そして、その変化を受け入れるということは、本質的に、自分の将来の不確実性が高まるということなのだから、誰にとっても怖いものである。」

「そんな人間をエイヤっという気にさせるのは、「現状維持のほうが、戦略を実行するよりもリスクが高く、かつ、変化の先にはまだ希望がある」と認識したときに、ほぼ限られます。」


読者の誰しもが心当たりがあろうシーンだが、自分にもドンピシャで唸った。




そして、最終部分、漱石の『草枕』からの冒頭引用。


「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。」


このソリューションとして、著者は「情熱の伝染」をと高らかに歌う。

そして、それには自らの行動や態度で示す:率先垂範が必要条件であり近道はないと宣言する。


・・・・なんという、当前の結論!


が、ちゃんとヒトヒネリしてあるところが、この書の真骨頂でもあろう。

すなわち
「情熱のベースには往々にして正義感が存在する」

「しかし、この正義の旗を高らかに掲げるということは、批判されない安全地帯で、自分だけが目立つことに繋がり」

「結果として、「自らが十分に世間から認められていない」という「不遇感」を埋め合わせるために発露することが多々ある」

「そして、経験のある大人は、他人の掲げる正義なるものに、懐疑的になるのがデフォルトである。」

そしてまた、振り出しに戻るみたいな。


今回もまた、良い刺激を受けることができた。

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  仕事だけでなく人生の戦略にも役に立ちます(評価:評価:5
目的地までカーナビを使うようにナビゲートすることはとても大切で、今までやってしまった失敗を取り返そうともがいたりしていたのですが、それよりも現在地を把握して軌道修正したほうが現実的なんだなってこの本を読んで強く思いました。

人生、カーナビや羅針盤があるかないかでは全く違った結果になると思うので、この本のように戦略をつかってうまくやっていこうと思いました。

それから、人を説得する際に4つのタイプに分けてアプローチするという方法に納得。最近やっと会社でタイプ別にアプローチを変えられるようになり、それで人間関係がすごく楽になりました


酒井さんの本は本当に読みやすいです
ビジネスマンだけでなく、女性もお勧めです。

この評価・レビューへの支持:投票総数 6件中 3票の支持
 
  経営「戦略」と中間管理職の関係(評価:評価:5
事業戦略、経営戦略などとちまたでは喧伝され、社内では「戦略」をもってやれ!という掛け声だけがまかりとおる・・・。そもそも事業において、「戦略」とはどのような位置づけを持っていて、どのように進められるべきなのか?「戦略」と「戦術」の違いは何なのか?など日頃戦略をたてるより、その戦略のパートパートを担って、日々業務として実行している(させられている)中間管理職の私にとって、日ごろ疑問に思っていたことに、「わが意を得たり!やっぱり!」と気付かせてくれるところの多い本でした。「こうすべき」より「おお、今のままでいいんだ、正しくやれているんだ」と頭の整理をさせてくれる点がおおく、何が改めるべきで、何が気にしないで自信もってやればいいかを気付かせ、すっきりさせてくれます。「課長の教科書」はビジネス書として我がNo1ですが、その続編として、大切にしたい本です。
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  戦略の基本的な考え方が分かります。(評価:評価:4
そもそも戦略って何なのか
戦略を何のために考えるのか
ということが分かります。

社内でのプロジェクトの通し方とか
サラリーマンで戦略を実行する上での
実践的な方法まで言及しています。

戦略書を読む前に読む本だといえます。
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