Es E lis nedia kyel orbie Neight(そして、新約の扉のその先へ)(評価: )
第2章に突入。文庫カバーなども一新したので店頭で見落としそうになりました。目次や章題のデザインも綺麗で読む前から物語の世界を味わえます。
学園が舞台などの今までと違い今回はネイト、クルーエル、エイダ、ミオの4人で凱旋都市・エンジュに向かい、そこで……という展開。周囲の環境が変化したことで、クルーエルの実力のすごさや5色以外の名詠の珍しさなどを実感させられる内容です。
きっかけはサリナルヴァからの依頼。噂になっている新種の触媒がある。それは<孵石>と関係あるのでは? エンジュで行われる披露会での調査協力を頼まれたネイト達。エンジュでは名詠士が技を競う競闘宮(コロセウム)が開催されようとしていた。大会の雰囲気を見て、名詠式の本質は戦いではないと考えるネイトは悩む。守りたい人に危機が訪れた時の自分はどうなのかと。 そんなネイト達の心中をよそに謎の空白名詠の使い手・シャオは仲間とともに計画の準備を進めていて――
カインツは登場しないしサリナルヴァなど登場するのが最初の方だけというキャラも。かわりにと言ってはなんですが新キャラが登場。その一人はとある素性を持っており、ネイトとは初対面ですが不思議な縁の持ち主。女子の間で一人男の子という状況になりがちなネイトですが、彼の登場で随分変わるのでは?
作中の季節は秋から冬へと移行しようという時期。何気ない描写にその雰囲気を感じることが出来ます。そんな季節の描写とともに各キャラの複雑な気持ちが描かれます。特にとある人物と再会したエイダ。彼女の心中を考えると頑張れと応援したくなりました。自分はどういった存在になりたいのか、迷い苦しみ悩む生徒達。大切な何かを落とさないよう慎重な足取りですが前に進もうとします。
いいところで次巻に続く今作。アーマやアマリリスなど知っていることを口にしないキャラにさっさと教えてと思うことも。
この評価・レビューへの支持:投票総数 6件中 5票の支持
|