やはり凄い本なのでは?(評価: )
賛否両論あると思います。でも、やはり凄いというのが正直な感想です。
他の芸人本、特に昨今ブームらしい「芸人による都市伝説」本にはない
ような本格派の重み・凄みが確かにあります。所謂陰謀論を都市伝説と
称するのはこのシリーズの特長にもなっていると思いますが、それは
この本が“超・都市伝説”たる所以だと思います。数字の話や紙幣に
まつわる話など、語りつくされたネタかなと思いきや、よくよく読んで
みると、それぞれ前作より深いところまで語っていて、やはり凄いです。
特に巻中のカラーページで展開されるお札の話は凄かったです。聞いた
ことも見たこともない説であるのはもちろん、前作よりも徹底した研究
ぶりというか、追求ぶりというか、よくもまあこんなことまで見つけた
なとしか言いようがない内容で、本当に驚きました。これ本当に著者の
オリジナルなんでしょうか? とまで思ってしまうくらい圧巻でした。
また、日本に関する話は、イデオロギーめいたところまで踏み込んでいて
確かにどうかなという部分はあるものの、読み進めるうちに、著者なりの
危機感のようなものが読み取れて、却って好もしく思うに至りました。
なんとなく読後感がひとつの作品、例えば小説を読んだ後のような気持ちに
なるのも、このように著者の主張がハッキリしているからかもしれません。
「右だ」とか言って拒否反応を示すよりも、単純に「日本の良い部分を
見直そう」というひとつの意見として、耳を傾けるべきだと思います。
この内容を評価出来ないのなら、一体どんな内容なら満足なのでしょう?
第一弾の世界観を、ある種陰謀論に特化した「各論」として展開していて、
テーマもある。シリーズ第二弾としては、これ以上ない出来だと思います。
早くも第三弾でどんな各論を展開してくれるのか、期待せずにはいられません。
多少甘いと言われるかもしれませんが、今後の期待も込めて満点の出来です!!
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