悪くはないが・・・(評価: )
わかりやすいといえば、そのとおりで、ドイツ語をちらっと眺める、そういう入門書だとおもいます。外国語は集中して詰め込まないとモノになりませんから、わかりやすいと安心していると、入門の入門で終わってしまうおそれがあると、おもいます。
ひとつだけ違和感がありました。それは名詞の格変化の呼び方です。これまで見てきたどのテキストでも、1格、2格と数字で学んできたのが、本書では、主格、属格等々と書いてあって、頭に入りません。気分的にもなじめなくて、この部分は飛ばしました。
同じ白水社の「ドイツ文法・総まとめ」ではどうかというと、やはり数字なんです。本書では、数字で呼ばない理由を説明して、ドイツ語業界でだけで通用する呼び方は採用しないと、書いています。
けれども、シリーズの「イタリア語のしくみ」、「フランス語のしくみ」、「スペイン語のしくみ」を見ても、主格だの属格だの与格だのという言葉はでてきません。わたしは、文法や発音について、少しだけ知りたい理由があって、上記の3ヶ国語を買いましたが、本気で勉強しようとおもったときには、いくら入門の入門用であっても、有効とはいえないとおもいました。
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