メチャメチャ面白い。ただ・・・(評価: )
著者は、『フラクタルの父』の異名を持つ数学者。
内容は学術的だししかも面白い。名著。
しかし、あまりに平易に書こうとしすぎているために、厳密な議論を端折り過ぎで、
なんとなく触りを把握するには良いが、きちんと理解しようとすると逆にかなりキツい。
特に、ハースト指数の概念については
翻訳上のミスなのか、巻末の注釈だけでは
誤解を与える数式の表現となっている。
カオスと資本市場―資本市場分析の新視点
や長期記憶過程の統計―自己相似な時系列の理論と方法
などを併読すれば、理解が深まると思われる。
煽情的なタイトルは、内容に誤解を招きかねないのが残念。
以上を加味して★がマイナス一点。
効率市場仮説に疑問を感じている人が読めばかなりの発見が得られるだろう。
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