R15指定(評価: )
私の勝手な解釈ですが本著を通じて
「エコロジーっぽいことはたいてい嘘なのでやめよう」という
主張がなされていると思います。
別の言い方をすれば思考停止状態で行動するなということだと思います。
しかし、本著を読んでいると「言いたいことはわかるけどそんなこといっても大丈夫?」
という記述がかなり多く見受けられます。
一番気になったのは検証6の
「温暖化はCO2削減努力で防げる」→「防げない」です。
正確には「日本だけが」やっても微々たるものなので防げないのという意味なのですが
それでは大勢がやっていることだから一人だけやめても無意味なのでやらなくていいという主張になってしまいます。これでは前述した「思考停止状態」ではないでしょうか?
他にも、「真面目すぎると自分の首を絞める」として国際社会から孤立するとしていますが
それは主張の仕方の問題で、やっていることが間違っているわけではないと思います。
たとえ微々たるものでも目標を達成しているものだからこそ主張できることがあるはずですし
私自身、日本がそういう国であってほしいと思います。
さらに「温暖化=台風」として説明するのはいくらなんでも飛躍しすぎな印象を受けました。
誤解を与えたくないのですが私は非常に興味深く読めたのですが、この本を
ニュートラルな思考ができない人が読むのは危ないだろうなと感じます。
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