プロの仕事を!(評価: )
ピンボケ、モノクロ、粒子の粗い画像、綴じの部分に被写体を配置…
他の方のレビューと同じような感想を抱いてがっかりし、改めて表紙と帯を読んでみました。
表紙にも帯にも燦然と「MEN'S NON-NO」の文字とフォトグラファーの方のお名前が。
なんとなく腑に落ちたような気がしました。
ファンはメンノン編集だから買ったわけでも、荒井さんという方の作品だから
買ったわけでもなく、ひたすら「嵐の写真集だから」購買しているのです。
その嵐を差し置くとは言わないまでも「俺らの作品」という自意識が前に出すぎていて、
結果ユーザーの求めるものと大きくかけ離れてしまったのではないのでしょうか。
アイドルの写真集なのにあえて見づらく粗くするのがファッショナブルだとでも
言いたいような、作り手の自己陶酔が誌面から漂ってきます。
そのポピュラリティの放棄は、日頃ファンが嵐から受け取っているマインドの
真逆を表しているような気がします。
アイドルを求めるファンに常に真摯に向き合ってくれる嵐の写真集に
「アイドル越え」の文字も、こうして見ると編集の寒々しい勘違いのような…。
256ページと大枚ですが無駄なスペースが多く、綺麗な写真を所狭しと詰め込んでくれた
「ARASHI AROUND ASIA」写真集(240ページ)と比べて情報量の差は歴然です。
もしまたライブ写真集を出していただけるのなら、ぜひ「ARASHI AROUND ASIA」を
担当されたチームにお願いしていただきたいです。
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