カンブリア爆発を書物として楽しみたいなら・・・(評価: )
ほかの方も書かれていますが,グールドの『ワンダフル・ライフ』と対になる本にはちがいありません。
二人のバージェス頁岩動物群に対する姿勢としては,グールドがこの奇妙奇天烈動物を“宣伝・普及”したのに対し,モリスはまごうことなき「研究者」。バージェス頁岩動物群の研究者を5人挙げるとしたら?・・・おそらく,高い確率で選ばれるであろう人物がこの本の著者モリスです。
そんな研究者の視点から書かれたこの本は,個人的には『ワンダフル・ライフ』よりもおすすめです。書物としてカンブリア爆発そのものを楽しみたいのであれば,ぜひ,ご一読を。ちなみに古生物の基礎知識などはほとんど必要なく,気軽に楽しめます。
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