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本(和書) > 妻が得する熟年離婚 (朝日新書) のレビュー・価格情報

妻が得する熟年離婚 (朝日新書)

妻が得する熟年離婚 (朝日新書)

新書
荘司 雅彦
朝日新聞社
価格:¥ 756
平均評価:評価:4.5
納期:通常24時間以内に発送
Amazon.co.jp で詳細を見る

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「妻が得する熟年離婚 (朝日新書)」購入者のレビュー・評価

  さおだけや、より面白くて役に立つ(評価:評価:5
法律の勉強は、抽象的なことばかり書いてある本ばかりで、慣れるまでは本当に苦痛の連続だ。
本書のように、物語り風に書かれている本が最近は増えてきているが、なにぶん値段がとても高いのが難点だった。
本書のように新書の値段でこれだけ書かれていれば、私のような実務家にはたいへんありがたい!
新規登録者全員に配本できる値段だ。
この評価・レビューへの支持:投票総数 2件中 2票の支持
 
  法律書版「世にも不思議な物語」(評価:評価:5
女性の立場から見た熟年離婚の5話オムニバスストーリー集です。

著者は東大法学部、長期信用銀行というエリートコースを歩みながら
何を思い立ったか、弁護士に転進したという華麗かつ数奇なキャリアの持ち主。
これまでにも男女の法律問題を平易に解説したテキストを数冊世に問うています。
著者が男女法律問題の専門家を標榜しているらしき理由は、察するに
ご自身が女性問題に豊富な経験を有するからか。
そういえば、本の裏表紙の著者近影にもありし日のイケ面の面影がうかがえます。

さて、本論のストーリーは、どれも身近にありがちな熟年危機から離婚に至る起承転結を
妻の側の機知により無事に乗り越えるというもので、この手の問題の解決に
必要な法律知識が実に手軽に簡単に身につきます。これが本書の最大の長所でしょう。

ただし、5話ともいわゆる妻にとってのハッピーエンドストーリーであり
この点が本家のテレビ版「世にも不思議な物語」と異なる点です。
実社会の法律問題はもっとドロドロしているはずなのに・・・
妻が報われない不幸な結末はいくらでもあるのに・・・
評者も実はこの点に若干の物足りなさを感じて☆4つにしようかとも思いました。
しかし、それに増して素晴らしいのは、さっと通読してさっと頭に入る痛快感です。
この痛快感こそこの著者の持ち味であり、あふれる才能のなせる技なのでしょう。
著者の向後に期待を込めて☆5つ。
この評価・レビューへの支持:投票総数 5件中 5票の支持
 
  タイトルに難あり?(評価:評価:4
本書は熟年離婚を巡る法律問題を5つのストーリーに集約し、
女性の視点に立って制度の解説や弁護士との連携につきアドバイスするものです。

そもそも、財産分与した上に、
余裕のある生活ができるのは一握りの夫婦に過ぎないでしょう。
登場人物や離婚経験者の設定、
さらに結論があまりに女性に都合よくできているので、
変に熟年離婚を煽りかねないような気がしますが、
案外そうでないかもしれません。

というのも、慎ましい熟年女性がこのタイトルの本を勇気を出して書店で購入されるか、
また、気軽にお読みになるか疑問に感じるからです。
さらに、本当に深刻に離婚を考えている方は、
軽いノリの新書なんぞ読む余裕もないことでしょう。

以上より、本書は、自分には離婚なんかありえないけど他人の不幸には興味があるという、
ごくごく普通の市井の方が手に取ることとなるでしょう。
また、私のような若造からすると、
たとえ架空の事例とはいえ、夫婦として暮らしていくのは大変なのだなぁと、
有益な反面、疲労感を覚えさせられる本でした。


この評価・レビューへの支持:投票総数 3件中 1票の支持
 
  離婚だけでなく交渉全般に応用できるスグレ本(評価:評価:5
『中学受験BIBLE』から小説の執筆まで、近年まさに八面六臂の才人弁護士ぶりを発揮していた著者だが、本書はその専門中の専門と言える「男女間の案件」に関する良質な解説書である。
専門と言っても難解な部分はまったくなく、小説仕立ての5つのストーリーの間に説明が挿入されて、起こりうるさまざまな問題からその対処法、あるいは交渉術や法廷での尋問そのものに至るまで、実にわかりやすく説明されていく。著者は頭脳明晰なのはもちろんだが、高度な中身をわかりやすく伝達するコミュニケーション能力も抜群だと言えよう。
2007年の年金分割問題にからんで、すでに熟年世代の大量離婚が予測されているが、本書はそれに役立つだけではなく、離婚や不倫など広く男女間の問題、ひいては交渉事全般にも応用できるノウハウやテクニックが満載だ。
以前、著者の『男と女の法律戦略』を読んだとき、さまざまな問題をここまで噛み砕いて、しかもエンターテインメント的な読み物としても面白く書けるマルチな能力を持った弁護士がいるのかと感服したが、本書でその腕をさらに上げたようだ。
この評価・レビューへの支持:投票総数 5件中 5票の支持
 
  夫の心胆、寒からしめる(評価:評価:4
ちょっと古めかしい表現のセリフですが、1958年生まれの男性弁護士さんが
執筆した(女性がうまくやるバージョンの)熟年離婚成功への秘訣集といったところです。

寂しく感じるのは出てくるカップルみんな長らくセックスレスです。

このように上手くいく場合ばかりじゃないと思うので、ちょっと手にとって
これならと気軽に離婚に走らないように、おねがいしたいです。
内容そのものは事例が豊富でとっつきやすく、実用的です。


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