人事ではない(評価: )
週に数冊の本を読んでいるが、この半年間で最もショックを受けた本。
「反貧困」というタイトルから、政策や利益追求のビジネススタイルを批判する本という先入観を持って読み始めたが、貧困を切り口として今の日本の姿を見せてくれる内容だった。貧困問題は政府の政策が悪いためだけではなく、日本人全員の選択の結果だということが淡々と語られており、貧困が他人の問題で無いことが広く知られる必要があると思った。
そのためにも、特に世論に影響を与える人たちには、是非この本を手にとって欲しいと思うし、そういう意味では「反貧困」というタイトルから先入観を持たれないよう、次の作品は、日本の将来や国力に影響する根本的な問題を論じた内容だと分かるタイトルをつけて欲しいと思う。
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